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ハナの木を知っていますか? [植物 雑記]

数年前、京都の従兄弟からハナの木の苗を2本もらって来て、

1本を居間の真ん前にⅠ本を表の石垣の内側に植えた、どちらもそれぞれに成長したものの、

その仕方におおきな差異が出て来ている 。


居間前のはなかなか伸びず、今でも2㍍にも達しないし枝も少なく張りも冴えなく葉も少ない。

この場所は山野草を植えるため肥料を差し控えているせいだろうか。

石垣内側の万は伸びるに伸びて、3㍍以上にもなり電線に触れんばかりだし、

枝は左右に両手を広げて大きな葉を惜し気もなくさらしている。

その葉が黄葉して秋の深まりを思わせたが、先日の風で一夜にして姿を消した。


今では骨ばかりいきっている。ここは、梅や南天、サザンカなど植わっていて、

季節季節には肥料を与えたり消毒しているせいで元気が良い。


さて、ハナの木は岐阜県恵那地方の奥山に天然林があることで知られていて、

大木は国の天然記念物になっている。拙宅のもこのひ孫かその子くらいの直系と言える。

また、牧野富太郎「新日本植物図鑑」には滋賀県花沢村に名木があるとの記載もある。


この木の花は、春の真紅の花と秋の紅葉が美しいらしく、

春に遠万から見るとまるで木全体が真っ赤に燃えて見えるから、

ハナの木と命名されているとのことだが、私は実物を見たことがないので

残念ながらこれ以上は語れない。

庭のも早くそうなってくれたらと願うのだが、まだまだ年数がかかるようだ。

ハナの木は一名をハナカエデとも言ってカエデ科に属している。

雌雄異株だから花が咲いても雌株にしか結実しない。

最低2本以上植えておかないと結実自然実生とまでほいかない。

拙宅ではいまのところ雌雄の区別もつかないから、どうなるやらこれも心配の種というところ。

北アメリカにはこれによく似たアメリカハチカエデがあると、植物図鑑には紹介されている。


雌雄異株と言えば、裏口近くに植えている山桃1本、これもその部類だから永久に結実しない。

かなり大きくなっているから、今更、お婚さんなりお嫁さんなりを迎えることも

果たして?いや、第一植える場所もないし、先立つものも無い。



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